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第7話 (92.03.16放映)
〈解説〉 |
気の弱いリボンの恋の物語。ただのアニメなら仲良くなって終わり、といったところかもしれないが最後にひと波乱あるあたりがいかにもマリーベルらしいと言えるだろう。出会いから別れ、再会を通した一連のドラマは非常に印象的である。
〈ストーリーあらすじ〉 |
マリーベルたちがローズおばあちゃんのうちに行ってみると、リボンの様子がちょっと変。なんか元気がなくてぼ〜っとして、ごはんもろくに食べないし‥‥ここのところ二、三日、ずっとその調子なのです。
その原因は、クレアさんのうちのメス犬のジュリア。「リボン、もしかしてあのジュリアって子に、恋しちゃったんじゃない?」「え〜〜〜っ、相手は女の子よ!」‥‥マリーベルはリボンが男の子だとは知らなかったのです。
でもリボンはジュリアの前では体が動かなくなっちゃいます。「もうなにやってるのよ、リボン!」 マリーベルたちはリボンをジュリアのうちまで連れていきますがやっぱりダメ。そうやっている間に、クレアさんはジュリアを連れて公園へ。ベンチで本を読んでいるクレアさんの隣、ちょこんと座っているジュリアの回りにはたくさんの犬が。「いい、リボン、今度はうまくやるのよ!」 ところがリボンはあんなに人気者のジュリアのお友達になれる自信がないと逃げ出してしまいます。「リボンのいくじなし! ホントに男の子なの! ジュリアのことが好きなんじゃないの! なにをそんなぐずぐずうじうじしてんのよ!」 リボンは勇気をふるってジュリアのところに行こうとします。でも、とりまきの邪魔でなかなかジュリアのところに行けないリボン‥‥そこで、マリーベルは魔法のシャボン玉でとりまきを追い払ってあげるのです。こうしてリボンはやっとジュリアとお友達になれたのです。
ところが二人が仲よくなったのもつかの間、クレアさんが仕事の都合で急に引っ越さなければならなくなったのです。がっかりして急に元気がなくなってしまうリボン‥‥そして、とうとう引越しの日。ジュリアはリボンを残してサニーベルの街を去っていってしまいました。
リボンはさらに落ち込んで、まるで元気がなくなってしまいました。そればかりでなく、引っ越し先のジュリアも全く同じ感じだというのです。「そうだ、電話よ! マリリンベルルンリンリンリ〜ン! 花さんたち、リボンの想いをジュリアに届けて!」 マリーベルは花魔法でお花の電話、ジュリアとリボンのフラワーホットラインを作ったのです。ジュリアとリボンは遠く離れていても、好きなときにお話しできるのです。こうしてやっと、ジュリアとリボンに笑顔が戻りました。
〈次回予告〉 〜 #8 「はばたけピッチー大空へ」 〜 |
はーい、わたし、マリーベル。ユーリがケガをしたカルガモの子を助けたの。ピッチーって名前をつけて、世話をするユーリは、まるでお母さんみたい。でも、カルガモたちは、北の国へ旅立つ時が近付いていたの。次回、花の魔法使いマリーベル、『はばたけピッチー大空へ』。マリーベルに、おまかせよ!
Marybell Story Digest Ver.1999.07.24